設立趣旨
房総においては、年々自転車で来訪するサイクリストが増加しており、「ツール・ド・ちば」をはじめとする各種大会も開催されています。
平成30年(2018)1月からはJR東日本千葉支社により、自転車をそのまま載せ乗車することのできるサイクルトレイン「B.B.BASE」が運行をはじめ、2020年東京五輪を見越しても房総のサイクルツーリズムはますますの盛り上がりが期待されています。
ツーリズムにおいても大きな役割を果たすことが期待される神社が地域振興の一翼を担うべく、当委員会を立ち上げるに至りました。
活動内容
[step1] 自転車で参拝するサイクリストの環境整備
神社を自転車で参拝される方々のために、環境整備を進めていきます。
平成29年(2017)12月末にサイクルラックを自作し、地域内の10神社に設置を行いました。
今後も設置神社を拡充していき、サイクルラックのほかにも、休憩のできるイス、空気入れなどを整備していく計画です。
サイクルラック整備済の神社(内房側より 平成29年(2017)12月27日現在):
岩井神社(南房総市)・瀧渕神社(南房総市)・鶴谷八幡宮(館山市)・安房神社(館山市)・下立松原神社(南房総市)・高家神社(南房総市)・莫越山神社(南房総市)・天津神明宮(鴨川市)・遠見岬神社(勝浦市)・國吉神社(いすみ市)
[step2] 地域内の神社を巡拝するサイクリスト向けのコンテンツ醸成
御朱印めぐりや自転車向け守護の頒布など、巡拝するサイクリスト向けの種々の企画を検討し、実施していきます。
第1弾の企画として、
南房総サイクルツーリズム協会に協力し、ライドマップの作成・巡拝スタンプラリーの実施を開始する予定です。
[step3] ツアーやイベントなどの企画・実施
神職自らが神社をガイドするサイクルツアーや、神社を会場としたサイクルイベントの開催などを企画・実施していきます。
日本文化に関心の深い外国人サイクリストの誘致も図っていきます。
[other] その他
南房総サイクルツーリズム協会をはじめとする、サイクルツーリズム関連団体とも連携し、地域全体の盛り上がりを作っていきます。
神職自らがサイクリストの目線をもち、また自身の地域をより深く知り、活動を推進していくために、定期的な神職のサイクルライドを行います。一般の方でも参加いただけます。
わたしたちの想い
神社は氏子さんたちをはじめ、地域の拠りどころです。
神社は先人たちが大切に守り受け継いできた伝統文化を護持するところでもありますが、神楽のように、新しい文化が創造された場所でもあります。かつては、地域の人々が境内に集い、和を以て貴しと為すの精神で、神々の声に耳を傾けながらみんなで話し合い、まちづくりが行われていきました。
我々神職は地域・氏子と神々の仲執り持ちとして、日々奉仕をしています。
時代が激しく移り変わっていく中で、神明奉仕とともに、まちづくりにも積極的に関わっていくことが特に若手神職の大切な役割でもあると思います。
神社だからこそ、できることもある。
房総の鎮守の杜からはじまる、サイクルツーリズムのまちづくりをぜひ応援してください。
会長/岡野 大和(合資会社いなかっぺ代表/天津神明宮神職)
副会長/川﨑 重忠(岩井神社神職)
事務局長/岡嶋 厳成(安房神社神職)
お問合せ
房総神社サイクルライド推進委員会(事務局:合資会社いなかっぺ/天津神明宮 岡野)
〒299-5503 千葉県鴨川市天津2954番地 天津神明宮社務所内 合資会社いなかっぺ
TEL/ 04-7094-0323
FAX/ 04-7094-0343
E-mail/
※房総神社サイクルライド推進委員会は
合資会社いなかっぺと地域の神職により運営されています。